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    こだわり

    壱岐オリーブ園のはじまり

    壱岐オリーブ園の立山です。私が生まれた長崎県壱岐の島は、海に囲まれた島ならではの風土のおかげで農漁業が一年中盛んであり、壱岐牛やアスパラ、マグロ、ブリ、ウニなどの特産物に恵まれています。また温泉地や島ならではのレジャーが楽しめることや歴史の古い神社や祠などが多く、「神々の住む島」と呼ばれパワースポット巡りが人気の観光地です。

    一方で壱岐島では高齢化や少子化問題、人口の減少問題に長く直面しています。これに関連して農地の荒廃が進み、荒れ地が年々多くなっているのです。

    私はこうした状況を鑑み、豊かな土地を守ると同時に、この壱岐島で付加価値の高く新しい産物や雇用、次の世代に産業を残すことができないかと考えるようになりました。

    私の主な事業は建設業や不動産業です。その繋がりで病理学の先生と出会い、オリーブのすばらしさを教えていただく機会があり興味を持ったことが始まりでした。

    オリーブの魅力は中でも寿命が100年以上育ち、余すところのない完璧な植物であるところです。観賞用だけではなく果実は食材やオイルに、木は食器などに活用でき、そして人の健康にも大きく役立つことです。約10年前、島の新たな産業になってほしいと願いオリーブの苗木500本の植樹を始めたことが壱岐オリーブ園のはじまりです。

    栽培方法は、全て手作業・手作り。

    オリーブを栽培するにはどうしても人の手・島の皆様の協力が必要です。壱岐島のオリーブの栽培方法は全て手作業、手作りだからです。オリーブの栽培には雑草やオリーブ特有の害虫の除去、病気などの問題は山積みですが、土地には除草剤を一切使わずすべて手作業で管理しています。果実や葉は一枚一枚手摘みし、人間の手で見て触って厳選したものだけを製品にしています。人の手間を惜しまず育てることで初めて安心安全なオリーブが育つのです。

    栽培から約10年、徐々に島の施設の方や協力者、雇用も増え始め、何とかオリーブの栽培にも目途が立ち今では5,000本を超える壱岐島産のオリーブが育っています。

    スーパーフードに注目

    オリーブの実や葉は、馴染みのある国では古くから万病の薬として重宝されていました。近年ではスーパーフードと呼ばれ健康・美容に役立てられています。

    特にオリーブには抗酸化作用の強いオレウロペインやヒドロキシチロソールと呼ばれるポリフェノールや第7の栄養素ファイトケミカルと呼ばれる成分が多く含まれることから、免疫力アップ・抗酸化作用・抗炎症作用・感染病予防・がんの予防などに効果があるとして世界中から研究報告が発表されています。そして、日本動脈硬化学会名誉会員の渡辺照男先生より、オリーブは「私たち日本人の死因の4分の1を占める動脈硬化を基盤とした症例を防ぐ働きがある」と専門的なお墨付きをいただきました。私は、オリーブは健康寿命の質を問われる現代人には欠かせないものだと確信し、専門家の意見を聞きながらオリーブ製品の開発をはじめました。

    オリーブの栽培を通して 全ての人が健康になる

    私たちができることは壱岐の島の大自然へ感謝しながら、未来永劫この島を守る努力を続けていくことです。島の皆様と大自然を借り、オリーブ園の活動が社会貢献となり、皆さまが喜んでくれる。これほど嬉しいことはありません。

    これからもスタッフ一丸となって壱岐の島からオリーブの魅力をお届けしていきたいと思いますので、応援のほど宜しくお願いいたします。

    壱岐オリーブ園 立山 明徳